COSPATIO
       
コスネーム ジュン
Cure No 62965
使用ウィッグ オールバック ハニーブロンド
価格帯について 普通理由:品質の高いウィッグでしたので、6000円前後でも私は高いと感じませんでした。
気に入った所(良かった所) 手触りが非常に良く、サラサラ。
他社製品のもいくつか利用しておりますが、触った感触は一番です。
前髪が後頭部に向けて流れているので、額を出しやすい。
オールバック系のキャラはいくつかやったのですが、額が自然に出せました。
前髪の量が多く、キャラのスタイル毎にアレンジしやすい。
すきばさみと併用すれば、色んなスタイルが出せると思います。
前髪が完全に真後ろを向いてるわけではなく、かつ、根元のボリュームが十分にあるため前髪を浮いた感じで前に持ってこれるのも良い。(ミハエルのような)
気になった所(悪かった所) 長所と被ってしまいますが、前髪の根元のボリュームが多いため完全なオールバックキャラだと、しっかり髪を梳かないと前髪の生え際が浮いた印象になりそう。
今回のウィッグが非耐熱でアイロンを使えなかったため、前髪の微妙な加工が難しかった。
水溶きボンドを使いましたが、やはり多少不自然になってしまう。
これも長所と被ってしまいますが、前髪の毛量が非常に多いため素の状態で用いるのは難しいかもしれません。
ただし、逆にアレンジの幅は広がるのである程度ウィッグカットに慣れた人向けかと考えます。
こんなキャラにもオススメかも! 私が利用した印象だと完全なオールバックキャラだけでなくおでこは広く出ているが、前髪も下ろしているようなキャラにも合うと感じます。
ex:マクロスFミハエル.ブランFF7ACルーファウス神羅
詳細レポート 私はモニターウィッグをマクロスFのミハエル・ブラン用に使わせていただいたきました。
このキャラはオールバックでなく、前髪がおでこから離れた位置で下ろしている設定のため、まずはそこの再現から始めました。
基本的に画像を見ながら、ウィッグスタンドに被せたウィッグをカットしていきました。
利用したのは、すきばさみのみです。
毛量が多かったため、根元から梳いていきました。
長さも、ウィッグよりかなり短いため、梳きつつ長い部分はカットある程度カットしたら実際に被り長さの確認この作業を繰り返しました。
前髪のカットが一段落したら、サイドの毛量が多かったためこちらも軽く梳き、髪が浮いてきそうな部分はピン止めしました。
おでこの部分に細い髪の毛が何本かある設定なので梳いた髪の毛を集めボンドで固め、ウィッグの内側にボンドで貼り付けました。
サイドの細くて長い毛は、先が曲がっている設定なのでこの部分の髪の毛は予め切らずに残しておき、カットが終了してからボンドで曲げたまま固め、再現しました。
しかし、途中でボンドが取れてしまい、ストレートに近くなってしまいました。
耐熱だとこのような加工はアイロンを用いれば比較的簡単ですので、そちらの発売を楽しみにさせていただいております!
後ろとサイドの長さは丁度良かったため、長さは変えませんでした。
一通りカットが終わったらセット。
前髪部分をなるべく自然に膨らませたまま、顔の中央まで持ってこれるようワックスを使用し、位置が決まったらスーパーハードのヘアスプレーで固めました。
ウィッグの癖でどうしても前髪の一部分が跳ね返ってしまったのでそこの部分のみ、ボンドで周りの前髪と接着しました。
その後、全体にもヘアスプレーを用い、スタイルを固定しました。
これで、アレンジ、セットは終了です。
利用した感想としましては、非常に大満足なものでした。
やはりおでこに大きな特徴があるキャラクターなのでそれを再現しやすかったのは非常に嬉しかったです。
比較用に以前の他社様のウィッグでミハエルをやったときの画像を添付させていただきました。
この時も前髪の再現を頑張ったのですが、生え際の関係でなかなか難しいものがありました。
会場で会った友達、実際に写真を見せた友達にも今回の方がまとまりが良く、似合っていると評判でした。
ひとつ気になった部分があるとすれば、やはり前髪の横方向、後ろ方向への癖が強く、前髪の中央部分の跳ね返りが出てしまうことでした。
これは、アイロンが利用できれば難しい問題ではないので耐熱ウィッグ発売を楽しみに待っております!